奄美大島で奄美マベパール購入体験レポ★メンズもパールが好き!

奄美大島に来たらお土産は何が欲しい?
ご当地の特産品はなに?
きび酢?黒砂糖?奄美焼酎?・・・
色々あって迷ってしまうd(^_^o)

コバルト色の奄美ブルー!

色んなところに出かけては、旅先の御当地のもので身に付けられる物をお土産に好む。
コロナの影響でまだ海外には行けないけど、例えばオーストラリアではオパール、ミャンマーで翡翠、スリランカ でトルマリンの宝石、モルディブでは赤珊瑚、タイでは金の装飾品など、その土地にちなんだものが好き。

奄美サウスシー&マベパールの本店はクロマグロ養殖日本一の瀬戸内町にある

自然豊かで奄美の綺麗な海で丁寧に育まれた奄美マベパールを前から欲しくて、機会を待っていた。奄美大島を訪ねたのは今回で3回目の正直で、念願叶って奄美サウスシー&マベパールに伺うことができたので、その購入体験をレポ!

奄美サウスシー&マベパール本店
店舗は夜もキラキラしていた^ ^
店舗駐車場〜パールが目印

■奄美パールの歴史

奄美で真珠養殖の歴史は明治43年に遡り、
食用として採った貝の中から偶然見つけた美しい貝を自分たちの手で作りたいのが発端で、以来、貝の育て方を試行錯誤してマベ貝の真珠養殖技術は順調に発展。
昭和初期、戦時色が強くなり、華美な贅沢品の規制で、真珠養殖は一度絶たれたが、日本は敗戦して、奄美の人々はまた一から真珠作りを始動。昭和28年、奄美大島が米軍統治から日本へ返還され、奄美の真珠は再び自由に世界と取引できる状態となった。

昭和42年のパールの養殖場 HP拝借
奄美パールの養殖工程 HP拝借

奄美大島でしか手に入らない、熱帯から亜熱帯に生息する世界最高品質の真珠。奄美のマベパールは日本では奄美大島でしか養殖されてない、というかできない、そのマベパールを作る天然のマベ貝が生息している北限の地は日本全国でも奄美だけ
(北限とは分布範囲の北方の限界)。
マベ貝は2枚貝で、その学名はプテリアペンギンといい、ペンギンが翼を広げた形がマベ貝に似ていることからマベパールと名付けられた。

パール養殖はこんなに手間暇かかるのね
奄美パールはきれいな海で育まれるんだ   @花富峠

1970年代からあの宝飾大手の田崎真珠が奄美大島で真珠の養殖をしていたが、撤退することになり、2009年より奄美サウスシー&マベパールを元社員が買取・設立して引き継ぐ形で立ち上げ、奄美で養殖を継続して現在に至る。閉鎖危機で途絶えかける奄美の真珠の伝統とそこで働く従業員のために真珠養殖を受け継いでいる。

奄美の瀬戸内町と大島海峡 @高知山展望台

■メンズもパールつけて大丈夫?!

宝飾品大手の世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモトは、菅田将暉くんをメンズが身に纏うブラックパールをスタイリングビジュアルキャラクターとして起用。
最近ではフォーマルシーンでしか使われなかった一連タイプのパールネックレスを装着する男子を渋谷でたまに見かける。
真珠が持つ女性やマダムだけのイメージから少しずつ脱却して、メンズもファッション着けとして広まってきていると思う。
メンズは真っ白なパールよりは色物の方が入門編として着用しやすいのかも。

ミキモトさんより拝借

■奄美パールの魅力

奄美の海で育まれる天然で貴重なもの。他の宝飾とは異なる輝きや魅力を真珠は持っている。

デヴィ夫人が着けそうな、どデカいパール!

一般的に真珠は巻き(真珠層の厚み)、照り(真珠の光沢)、色、傷、形、大きさの6つのポイントで評価される。

○奄美パールの巻き
重厚な色合いに深みがあり、真珠層が多く重なり、複雑な色目のある神秘的な色合いをしている。

ファッションからフォーマルまで

○奄美パールの照り
真珠の輝きのことで、奄美サウスシー&マベパールの作る奄美パールは商標登録してある通り、「奄美の輝き」としていくつにも巻き重なる真珠はうっとりするほど光り輝く。

○奄美パールの形
いわゆる真珠の代表的な丸い形もあれば、奄美マベパールの特徴的な半円のものもある。真珠の大きさや形状も価格と比例する。奄美マベパールは半円形状が基本で、特色はレインボーパールと呼ばれる輝きのある色の美しさと様々な形を作り出すことができるところが一番の魅力。

■パールの種類や色は?

奄美サウスシー&マベパールの5大ブランドカラー

★サンシャインゴールドパール(太陽のような輝きのあるパール)
白蝶貝の真珠層が黄色のものから育てられるパール。金色に眩しく光り輝いていた。欲しかったけど、年齢的にまだそれに見合う歳ではないと判断して却下( ´▽`)
上品でしとやかな大人の女性はとても似合うと思われる。

白蝶貝の黄金パール!
3連タイプのデザインが上品!

グリーンゴールドパール(奄美の森らしいグリーン)
白蝶貝を掛け合わせて生み出すグリーンテイストで自然愛好家などが好む色合いだと思う。

自然系のグリーンティストでしょ
色合いが深くてカラフル

★奄美ブラックパール(黒紫色パール)
黒蝶貝から生まれる奥深い色合いのパール。奄美滞在中に、島のサーファーらしき方が日焼けした褐色の肌にブラックパールの一粒ネックレスをさらっとつけていたのを見て、とてもカッコいい!!と素直に思った。新円に近い丸いパールで、値段も少し張るので、同じブラックパールなら、タヒチのブラックパールに憧れているので、今度タヒチ行った際に買うと決めている)^o^(

神秘的な奄美ブラック!
奄美ブラックパール 黒がカッコいい!

★桜珠(薄ピンクパール)
ろうじゅ
薄いピンク色のマベパールで桜の花びらのような色合い。女性の持つフェミニンな柔らかい、可愛らしいパステルカラー。

女性の持つ柔らかなカラー
薄ピンクがフェミニン!

★虹珠(虹色のレインボーパール)
こうじゅ
七色に光るこのマベパールは奄美サウスアンドシーの一押しの自信作。
巻きが厚く、いくつもの屈折した光が当たり、この抵抗色のレインボーカラーを作り出すことができたとのこと。いろんな角度から光を当てるとまた違ってみえるシックで神秘的な感じが好き。
色々迷ったあげく、男性でもつけやすい虹色のブルー系にした^ ^

虹色に輝くレインボーパール🌈
何個も見せてもらい、取捨選択した
ブルー系で左は12m、右は9m
最後までこの2つで悩んでいた・・・
最終的に小ぶりの9mにした。
メンズでも違和感なくさりげなく似合うでしょ?!^ ^
明るいところでもう一枚!^ ^
光のあたり方でまた雰囲気変わるよね!
男女関係なく、実に多様性に光るレインボーパール!

ほかにバロック形の珍しい形の真珠もあるので、人とは違うもの、丸いパール以外が好みの方はこちらをチョイスすると良いのかも。

バロック形・天然のパールが生み出す形
新作は動物をモチーフにしたパール

■パールの選び方 

あくまでも自己流なので、ご参考まで。

1.好みのパールのカラーを知る・選ぶ
2.パールの形を決める

3.着用シーンを想定する
(普段使いやフォーマルなど)
4.デザインの好み(リング、ネックレス、イヤリング、ピアス、装飾の金属は18K,シルバーなど)
5.実際に着用して、パールに触れて、ビビッとくるものかを感じ取る
6.店員のお姉さんにアドバイスをもらう
7.予算と相談する

★今回は好みの一点が欲しかったので、好みの順番で選んだけど、あらかじめ予算を決めてから対象のものをお姉さんに見せてもらう方が手取り早い。
★同じ値付けのもので、同じ大きさでも、すべて天然の一点物で、微妙な色違いや膨らみ(ぷっくり感)が異なる。一般的にはぷっくりした方が良いとされる。在庫があれば同様の物を見せてもらい、消去法で残していく。
★既存のチェーンやアクセサリーとの応用が出来るかどうか。
ほかの18Kのチェーンにも合わせられるように、パールのバチカンを太めのものにした。装着のバリエーションが増えるよ。チェーンもあずきチェーンとベネチアチェーンがあるので、バチカンの太さも考慮して買うと良い。

長さ調整可能 ベネチアンチェーン45cm
小ぶりながらもぷっくりしてて存在感たっぷり!
包装も黒でシックな高級感あり
内装一式と奄美パールの産地証明書

■価格帯は?

色々聞いたり見せてもらったりして、価格レンジは大別すると以下の通り。
金色とブラックパール、新円に近い丸いものが割高で、5万円からで、軽い気持ちでは手が出せない値段。
虹珠〜桜珠のカラーで、半円形のマベパールやバロック形は3万円から。
シルバーSV925であしらった小ぶりのものは2万円前後でチャレンジしやすい値段設定。
気に入ったものがあればお気に入りのものを隅々まで見せてもらい、じっくり決めたら良いと思うし、店員さんも売りつけるというのもなく、優しく丁寧に対応してくれるよ^ ^

マベ貝でも丸い真珠タイプ〜Rの新円に近い
SV925のもの。チャレンジしやすい値段
小ぶりなゴールド18Kのもの。ハートが胸元でキラキラ✨
ブローチやヘアピンなど、粒ぞろい

■セール情報

年末のクリスマスセールのほか、昨年(編者注:2021年)は7年ぶりに都内の東武デパートで催事を行い、大盛況だったとのこと。その際にセール品の放出もあったようだから、次回はどちらかのタイミングで狙いたい(^_^)a

虹色に輝くハート型のマベも素敵過ぎて、連れて帰りたかった٩(^‿^)۶
ハート形マベは瀬戸内町の高台のハートが見える風景のよう! @嘉鉄湾

■奄美伝統工芸とのコラボ

奄美を代表する大島紬と奄美パールのコラボのほか、原ハブさんのハブ製品をパールで飾りをつけたものなど、島由来の工芸の様々なジャンル領域とコラボレーションすることも革新的なアイデアでのイノベーションといえよう。産業の共創でより大きな付加価値を創る発想も素晴らしい。

メンズものや大島紬とのコラボ

■製品のアフターフォロー

チェーンが切れたり、パール本体の手入れやメンテナンスなどの相談はメールでも電話でも対応してるので、気軽に連絡して欲しいとのこと。

黒が基調の店内〜気軽にいらしてとのこと!
担当してくださった笑顔が素敵な三原さん!丁寧に説明してくれましたよ^_^
後日、丁寧にお手紙を頂きました!

■店舗と販売方法
・奄美パール古仁屋本店
・奄美パール奄美空港店
・養殖場 4ヶ所
  三浦 加計呂麻島
  知之浦 加計呂麻島
  宇検村
  小手安

奄美パール古仁屋本店の所在地マップ(奄美大島最南端の瀬戸内町にある)↓↓

三浦では無料見学して商品の購入も可能だが、コロナにより現在は見学は中止。

奄美空港店✨

■オンラインショッピング

公式ホームページでもオンラインショッピングが出来るので、じっくり、ゆっくりと悩んでから決めましょう^o^

https://amamipearl.com/

■SNSでも情報掲載

公式のインスタやFACE BOOKの方が製品の画像が見やすかったりするので、チェックしてみて。LINEの友人加入すると関連情報が届くとのこと。

amamipearl、@amamipearl

■購入感想

お店に入るまでは敷居が高いなと思ったり、高級そうで入り辛いな、パールは女性がする物と先入観が先行したりしていたが、いざ店に入って見ると店員さんも気さくな感じで話してくれ、商品を見せてもらうと鮮やかでカラフルなパールに魅了されて、見るのが楽しくて、1時間の滞在時間が短いと感じるほどだった。
それより真珠の魅力と装飾品として持つバリエーションの広さに驚かされた。

シルバーSV925装飾のパールは入門編としてはお手頃で、手が出しやすいと思う。うん十万円のものとは比べられないが、それでも十分な輝きに満ちていて、目を惹きつけるものだと思う。
価格は高くなくてよく、自分の気に入ったものが一点でもあれば、それで満足。

敷居が高いと思わず、遠慮せずにショーケースから色々見せてもらいましょう♪

記念日や旅行記念の購入もいい。お店でどれにしようかと悩んでいたら、素敵な落ち着いたご夫婦がいらしてて、記念にとサクッとゴールドパールを購入していた。ゴールドカラーが似合う上品な奥さまだった(^^)

旅先で装飾品をひとつ手に入れて。
それを付ける度に、思い出として蘇り、味わい深いものとなっていくでしょう。
目に触れるたびに思いを喚起できるよ。

奄美は自然豊かで大好き
奄美はハブちゃんにも注意(>人<;)

今回は少し値を張ったけど、悩みに悩んで購入したので、後悔はないよ。
真珠は末永く色褪せないから、一生ものとして持っておけるよ。
これから着用のシーンを想像してワクワクしているのだ(╹◡╹)

瀬戸内町のシンボルのコーラル橋!形がマベパールと同じ半円形( ◠‿◠ )

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【LifeIsTravels.com専属ライター Shin

本サイトのトラベルライターです。東南アジアやリゾート地が大好きで世界を飛び回る商社マン。忙しい日々に暇を見つけては旅に出ています。多感な乙女座男子で、旅の現地のモノ、コトを中心に発信していきます。よろしくお願いします。

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