世界遺産屋久島の旅 2日目 Part1 2018/7/8~もののけ姫の森へ

昨日の疲れを身体に感じながら、緊張感が解けない体を目覚まし時計が刺す。

朝起きてすぐにパパッと身支度を整えて、朝7時にホテルからタクシーでフェリ乗り場へと向かう。

結構広くて大きいフェリー乗り場

チケット売り場

フェリー乗り場の売店

雨の降りしきる中、フェリー乗り場に着くと、おや?空港と比べるとそれ程の混み合いではない。みんなまったり?な感じ。運航するとのことで、無事にチケットを購入してフェリーに乗り込む。眺めや揺れが少ないと思い、二階席へ。同時期にタイで中国人観光客のフェリー事故が発生して、色んなことが頭をよぎった。

青々しい印象

昨日の疲労と早起きのせいか、フェリー中はぐっすりと眠ってしまった。椅子がふかふかで毛布の貸し出しもあり。2時間の高速船はあっという間に着いてしまった。

これでやっと屋久島ね、屋久島に到着したのねって!心の底から思った。到着アナウンスがあってから起きたので、窓を見てやると、もう島のすぐ側まで迫っていて、島の全貌を見れなかった。山からの木々が生い茂り、青々しい島だなと言うのが第一印象。

島に降り立つとモワッと湿気を感じた。やっと着いた安堵感もあり、気分上々。すでにレンタカーのお兄さんが名前を掲げて待ってくれていた。地方では普通のガソリンスタンド併設のレンタカーが多い。手続きを済ませてすぐに目的地をカーナビに設定して走り出す。

宮之浦を起点に屋久島一周100kmをドライブで周り、所々のポイントを見るというのが自分たちのプラン。

まずはもののけ姫の森の白谷雲水峡トレッキング。

雨の島の屋久島と言われるほどだが、この日は日差しはなく、山々に雲がかかっていたが、白谷雲水峡は少し湿った曇りだ。1時間または2時間コースと決めていて、弥生杉から二代杉までぐるっと回って下りてくるルート。

いざ、トレッキング開始。長いズボンとスニーカーを持参してよかった。山男さんのように標準装備ではないが、軽い気持ちで近場を見るだけだからと思っていた。最初はビーチスタイルで半ズボンにビーサンとか、山を舐め過ぎてるね、、、。

頭の中では太鼓の岩まで、もののけ姫の森と言われる奥まで見たいという気持ちはあったけれどね。

少し歩くとさすが太古の森と言われるだけあって、すぐに原生林の中にイン!生い茂る木々の上に苔が全体を覆い、花崗岩の石の上までにびっしりと苔が伸ばしていた。この苔たちが植物を守り、森を形成し、ふわふわのベッドと養分の役割をしてたんだ。少し押すと水分がジュワッと出ると聞いてたので、押して見るが特にない。湿ってはいる。雨の日はきっとそうなるんだな。

森に入って間もない頃から至る所に川の流れなど、マイナスイオンのパワーを身体全体に受け入れる。一体全体がグリーン色に息づくこの森林の空気も美味しい。

植物たちのパワーに圧倒されながら歩いてくと、、、な、なんと、、、出た〜!

そう、ヘビがいた!黒いのが!しかも結構デカイ!びっくりたまげてギャーと叫びながら来た道に逃げた。発見した瞬間、あちらもこっちにびっくりして巻き巻きにうごめいていて、まさにその瞬間を見て逃げた。

興奮冷めやまずにヘビがいた道を後ずさりして観察していると、デカイのがスルスルと滑るように姿を現し、遊歩道を下って来た。遊歩道うえで動きを止めて、なんと舌を何度か出しながら顔をこっちに向けているではないかーい!おや、結構余裕なんだね。今度は少し脇に外れて離れていった。なかなか離れていかないから興味津津だったんだね…。

あとで調べてみると、屋久島には結構ヘビがいて、この個体は薄黒くて、黒子と言われる青大将みたいなヘビちゃん。島にはマムシもいるという。考えたら恐ろしくて踏み込んでなくてよかったと。かなりデカくて1.5mはあったと思う。屋久島の森には食べ物も豊富なんだね。

ヘビちゃんを見てからかなり神経質になり、木々の根っこが皆ヘビちゃんに見えて、歩くのが怖かった。

しばらく歩いていると、弥生杉に辿り着いた!さすが樹齢推定三千年と呼ばれるだけあって、立派な巨木である。木々に隠れてるから、遠くからは見えなく、近くで見たら幹からが大きくて、見上げても見切れないほど巨大。これほど神秘あふれる木を見たの初めて。

写真撮影などもいながらハイキングしていたから、この時点で1時間経過していた。もののけ姫の世界に迷い込んだみたいだ。時間を気にしながらも自撮りだけはやめずに次の二代杉へと向かう。

所々に沢やら川があり、その周りにまた苔がたくさんおい被さっていて、どれを見ても一つ同じものがないという自然の生命力を感じる。水量は水の島というだけあって、直に流れ落ちてくるんだな。

吊り橋を経過して、そうこう歩いているうちに二代杉がその姿を現した。結構あっという間に辿り着いた。この杉さんの方が、個人的には弥生杉よりも生き生きさを感じた。この木は切り株更新といって、名前の通り、倒れた木の上に新たな生きている木である。倒れた木を避けるように、根元からスペースを分けている。こうなるにはどれほどのの歳月が流れるんだろなと。人間の何生涯分だろうなってぼんやり浮かべてずっと眺めていた。

この時点で2時間近くになり、あとは下りるのみだが、既に足がパンパンである。縄文杉とか見に行く人たちをどうこういう前に、自分たちは白谷雲水峡の3分の1程度のところで引き返すのだから、何も言わない方がいいね…笑。

 2日目 Part 2へと続く…世界遺産屋久島の旅 2日目 Part2 2018/7/8~島一周ドライブ

【LifeisTravels.com – Shin】

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