マレーシアの人気観光地マラッカのご当地グルメ、ニョニャフードを食べてみた!

マレーシアで人気の観光地マラッカ

マレーシアにはいくつかの人気観光地がありますが、マラッカもそのうちの1つです。マラッカは昔マレーシアが植民地時代だった頃に建てらた建物が残っていて、それが世界遺産に登録されています。

レトロな建物が立ち並び、街歩きするのにオススメの場所です。

マラッカのご当地グルメ「ニョニャフード」とは?

そんなマラッカには、ご当地グルメがあります。その名も「ニョニャフード」。マレーシアには中国からの移住民(華僑)がいますが、華僑と他の民族の人の間に生まれた子孫たちのことを「ババニョニャ(プラナカンともいう)」と呼んでいます。

マラッカは、ポルトガル、オランダ、イギリス、の植民地だったこともあり、多くのババニョニャがいて、中国と他の文化をミックスさせた独自の文化を生み出しています。そのうちの1つが、今回紹介する「ニョニャ料理」です。

マラッカには露にゃ料理を食べることができるレストランがたくさん存在しますが、そのうちの1つ、「Amy」でニョニャ料理を食べることにしました。

「Amy」に行ってみた

「Amy」の入り口はガラス張りになっていて明るいイメージを受けます。また、エアコンが効いているので、観光客にとっても入りやすいお店だと思います。

レストランの中に入ると、レトロな写真や絵や雑貨が飾られ、ニョニャらしい独特な雰囲気が作り出されています。この雰囲気はマレーシアの中でもマラッカでしか味わうことができないものです。

待っているとメニューが出されます。

メニューは写真付きで載せられているので、料理のイメージがしやすく外国人としては助かります。

今回は一緒に行った友達が注文をしてくれたので、私は何が出てくるのだろうとワクワクしながら、出てくる料理を待っていました。

「ニョニャフード独特」のご飯の出し方とは?

まずご飯が出されます。日本でいうお櫃のような入れ物に入ってご飯が出てきますが、この赤と黒の独特なお櫃もマレーシアの中でマラッカ以外ではお見かけしません。

ただのご飯なのに、この入れ物に入っているというだけで「ニョニャ料理を食べているぞ〜」という気分になるから不思議です。

今回食べたニョニャフード

その後次々と料理が出されます。出てきた料理は、クンシン菜の炒め物

シーフードと野菜のココナッツ煮

揚げ豆腐のサラダなど。

大皿でデンとテーブルの真ん中に出されるので、みんなでシェアして食べます。どれもご飯の相性がよく、ご飯がススム味です。

今回のニョニャ料理にもココナッツミルクを使ったものが出てきましたが、日本人にも人気が高い中華料理に、ココナッツミルクを入れて料理することが多いのが、ニョニャ料理の特徴の1つと言えるかもしれません。

また今回は食べませんでしたが、切り干し大根のようなものと他の野菜の和え物を、小さなカップ(このカップも食べることができます)に入れて出される「pie tee」というメニューもニョニャ料理の中では人気のメニューです。

見た目も可愛いですし、味ももちろん美味しいので、初めてニョニャ料理を食べるという人にはぜひ一度チャレンジしてほしいメニューです。

ニョニャ料理はマレーシアらしい料理?

マレーシアにはご当地グルメを始め、たくさんの美味しい料理が存在します。私はその中でもニョニャ料理はマレーシアらしい料理だと思います。

マレーシアにはたくさんの民族の人たちが存在し、共存しています。そして、それぞれ自分たちの文化を大切にしたり、それぞれの文化をミックスして新しい文化を作り出したりしています。

それで、中国と他の文化が混ざり合って作り出されたニョニャ料理は、そんなマレーシアらしさがしっかりと現れている料理のように感じます。そんなマレーシアらしさを楽しみながら、マラッカに来た時にはニョニャ料理に挑戦してみてください!

【LifeIsTravels.comトラベルライター Maco

macoです。独身の時からマレーシアに来て9年目になります。今は夫とともにマレーシアに住んでいます。ローカルから多くのことを学び、楽しく生活をしています。
また、マレーシアを中心とした旅行に行くのも好きです。街歩きを中心として行動し、穴場的スポットを発見するのが私たちの最近の楽しみ方です。
マレーシアの情報やハプニングを交えた旅行情報について、誰かの役に立つ記事を書くことができたら嬉しいです。

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