2020/4/13更新
今朝(2020年4月13日)のヤフーTOPニュースでは、「金小売価格が40年ぶり最高値」との報道があった。新型コロナウイルスの影響で、金の市場まで波及される事態となった。筆者としては、おしゃれなアクセサリーとして純金ジュエリーを保有しても良いし、金で儲けようとは思わずに安全資産として少量単位での現物所有もお勧め。皆さんのご参考にこれまでの純金関連記事も下記通りまとめた。
>>純金ジュエリーは交換できる?タイで使い古しもの新品に交換してみた!
はじめに
これまでいろんな旅先で純金のジュエリーショップをたくさん巡ってきた。その感想まとめ。
黄金のアクセサリーはアジアで非常に親しまれており、財布をなくしてもいざというときに現金に換金できるということで身につけられている。
$純金ジュエリーの買い方$
1.欲しそうなデザインや大きさを決める。
2.店員に声かけて見せてもらう。
3.金の重さを教えてもらう
4.金のデザイン費用を教えてもらう
5.内訳を知り、合計した金額がわかる
6.デザイン費の多少のおまけをしてもらう
7.購入する
※3~4の内訳を順番に聞いていくことがポイント。合計した金額を知っても、内訳を知らないとデザイン費がどうか、重さがどうかと値引き交渉のポイントを掴めないからだ。
$各国の純金ジュエリーの種類と特色$
台湾 純金24K(999.9)
香港 純金 24K(999.9)
中国 24K(999.9. または9999.9)
韓国 14K,18Kメイン、24K ごく一部
タイ 23K(96.5)
マレーシア 23K (96.5)
ミャンマー24K(999.9)
※中国の9999.9は単なる金の色合いの問題で、基本的に999.9になると金の価値や純度にさほど影響はないと思う。実際、このように商売しているのだは中国だけである。
$それぞれの特色$
中国、香港、台湾
24K金の価値として高い。
ともに金のアクセサリー造りやデザインが繊細で、装飾品は煌びやかで華やか。綺麗に作られている。
韓国
14K.18Kが主流で、純金の市場のメインではない。金ジュエリーはカウンター脇に置かれた感じで造り良くない。デザインが偏っていて、どのお店も同じもの。おそらく仕入先が少ないというか同じところ。華人の金を身につける文化はないかと。
タイ
タイ人は金の装飾品が好き。アクセサリー兼貯金感覚で金を買う。金の造りは台湾と香港に比べて造りは少し荒い。金は24Kではなく、23Kのものが装飾品として市場に流通。実は23K金は装飾品造りに向いてて、ほかの金属と混ぜる分量を多くすることにより、アクセサリーが柔らか過ぎず、キラキラとした凝ったデザインができる。
マレーシア
マレーシア人は金の装飾品が好き。アクセサリー兼貯金感覚で金を買う。金の造りはタイよりももっと荒い。細かいディテールが惜しい。23Kのものが装飾品として市場に流通。ここは華人がデザインと製造していて、それをマレーシア人が買うという。マレーシア人はこういう金の装飾品造りはできないようで、金は華人から調達するという感じだった。
ミャンマー
金は24Kとして流通。アクセサリー兼貯金感覚で金を買う。造りは荒い。小ぶりなデザインが多い。デザイン費があまりかかってないものを買うことができる。屋台のおばあちゃんが金のバングルを何個も付けていた。ミャンマーの通貨価値は不安定なので、ある程度お金貯まったらすぐに金に換えて身につけているのでしょう。デザインが素朴で派手すぎず、個人的には気に入ってる。
個人の感覚としては以下の通り
◇純金のデザインの品質
中国台湾香港>タイ>マレーシア>ミャンマー
◇デザイン費の高さ
中国台湾香港>マレーシア>タイ>ミャンマー
◇純金度合い
中国台湾香港ミャンマー>タイマレーシア
※韓国は流通してないためランク外
アジアに置いての純金は投資てして、いざというときに換金できるものとして、親しまれ、アクセサリーに形を身につけられている。飽きたらまた重さで買取してもらい、新しいデザインをまた買うというサイクル。
小ぶりで、ダーク系の服であれば胸元にゴールドの装飾で落ち着いた雰囲気を演出したいときに組み合わせて身につけていくと良い感じ。
求めやすいし、縁起いいし、装飾品として一つ手元にあっても良いと思う〜
※インド、ドバイ中東などの金ジュエリーも派手らしいので、今度はそこの造りを見てみたい。
お勧めの関連記事
>>純金ジュエリーは交換できる?タイで使い古しもの新品に交換してみた!
【LifeIsTravels.com専属ライター Shin】
本サイトのトラベルライターです。東南アジアやリゾート地が大好きで世界を飛び回る商社マン。忙しい日々に暇を見つけては旅に出ています。多感な乙女座男子で、旅の現地のモノ、コトを中心に発信していきます。よろしくお願いします。