はじめに
今朝(2020年4月13日)のヤフーTOPニュースでは、「金小売価格が40年ぶり最高値」との報道があった。新型コロナウイルスの影響で、金の市場まで波及される事態となった。筆者としては、おしゃれなアクセサリーとして純金ジュエリーを保有しても良いし、金で儲けようとは思わずに安全資産として少量単位での現物所有もお勧め。
さて、今回は自分所有の純金ジュエリーを海外で交換してみた経験を記事化してみる。そう、「交換」で、「換金」ではない。昨今、コロナの影響で海外旅行は当面の間できなくったが、いつかできるようになった時は、皆さんもぜひ実践してみてください~
また、これまでの純金関連記事も下記通りまとめた。
>>女子旅に人気!アジアの純金ジュエリー 黄金24KのGOLDアクセサリー巡り
交換のきっかけ
2年前にバンコクで購入した純金のピンキーリングを買い換えたいなと思っていた。
金のピンキーリングを買ったけど、サイズがキツいとかでしばらく放置していた。違うデザインや大きさのある物に換えたいなと思ってた。
純金はそのデザインに飽きたり、使い古しになったら買い換えて、グラム相当の重さのものと相殺が可能とは知っていたけど、実際に純金のチェンジをしたことがなかったので、今回はそれを実行してみた。
■純金ジュエリーの知識、考え方
タイの金は96.5%、つまり23金。
純金なんだけど、金アクセなどの加工品に向いている少し硬さのある地金。
中国や台湾の金は99%で24金、地金が柔らかく、曲げやすい。
23金、24金はどちらでもその国にとっては純金で流通していることに変わりはなく、地金の金の純度の違いだけ。
筆者はタイの純金アクセを好んで購入している。なぜならタイの23Kアクセの模様は加工が容易にでき、硬度も高いし、変形しにくい。
純金ジュエリーの交換は、まさに金で金に換えるというもの。使い古したものを新しいものと引き換えるというもの。
今回交換する金はこちら〜
→【チェンジするリング】純金のピンキーリング
←【購入しようとするリング】薬指につける純金のリング
薬指のリングの金グラム数が多いので、ピンキーリングの売値でその指輪の買値と相殺し、不足分を支払って購入する。
筆者なりの純金ジュエリーのチェンジ作法はは以下のとおり〜
参考にしてみてください。
■純金ジュエリーのチェンジ手順
1.入店して欲しい金アクセを見る着ける
2.金額がいくらかを確認する(地金グラムの重さ、加工賃を知る)
3.購入意思を自分の心の中で決める
4.加工賃のいくらかのサービスをねだる
5.提示額に満足したら、購入意思を伝える
6.店員が会計の準備するときに、自分の旧金ジュエリーを出す、ジュエリー同士を相殺のことを伝える(2本の指をグルグルして交換のジェスチャーで伝わる)
7.店員が旧金が本物かをチェックして、本物なら、重さを計る、金の時価金額に換算してくれる
8.購入するジュエリーの値段と相殺して、多かったら戻してくれるまたはお金を足す
9.購入した伝票を店員が作成する。購入完了、取引成立
10.新しい金のジュエリーをゲット〜^ ^
それぞれの重さ相当の金額を相殺した差額
以上である。とても簡単でしょ^o^
■交換できる金ジュエリーの種類は?
純金であれば、どこでもほぼすべての金行の店舗で対応している。
23K、24Kの違いがあるので、可能であれば、個々のエリア・国で主に流通している地金同士を交換すると良い。
例えば、23Kを購入した国では、23Kを、24Kで普及している国では24Kを、という風に。
1. 23K→24Kの普及国で交換はOK
2. 24K→23Kの普及国で交換はNG
1の普及国で相場の下がる金と交換すると何%か差し引かれるか、金の純度の確認に手間取る。
2の普及国で流通より上の金を交換すると損する可能性があり、不安がある。
※日本でも買取ショップでも海外で購入した金を安く買い叩いてくることがよくある。
使い古しで汚れた金ジュエリーはもちろん、保証書がなくとも買い取りしてもらったり、新しい金ジュエリーと交換できるのも金ジュエリーの魅力である。
■純金ジュエリーを購入するときの心得
1.販売員には強気で粘り強く交渉
金ジュエリー店舗の店員さんは毎日毎分ごとにたくさんの方と接客対応している。着け試し、冷やかし含め、とにかく多くの方が店に押し寄せる。客対応はもう慣れっこで、マンネリになっているから、購入する気が見られない人は快く対応しない。適当にあしらわれる。
そのため、見たい、着けたいジュエリーがあったら、迷いなく強く要求してください。少し甘く受け身でいると、客といえど、相手にしてくれない。
逆にいうと気に入らないものはハッキリと要らないと意思表示する。
2.純金ジュエリーの購入はご縁
いくら気に入ったものがあっても、お店の接客態度やら、タイミングやら、状況により、購入する気分が阻害されたり、左右それたりする。他人に影響されるといい気分で購入できません。これは買い物全般に言えること。
どうせなら気分よく買い物したい。ただ、どうしてもそのときの気持ちで購入するタイミングではなくとも辛抱強く、気に入ったデザインがなくとも、複数の店舗を見たり、根気よく歩いて探すと良い。特に金ジュエリーはお店を複数ハシゴしたりして、見比べたりした方が楽しいしから、ヤケになって購入せず、じっくり自分の欲しいもの、時間に余裕持って探したり、自分の気持ちと向き合えば、必ずお気に入りのものが見つかる♪
■アジアにおける純金ジュエリーの持つ意味
タイなどの東南アジア諸国では、金のジュエリーを購入する慣習があり、日常的に身につけている。これはいわば一文無し、いざとなったときに、身につけている純金を抵当にいれて、現金化にするという昔の作法に由来している。まさにお金をモノに姿を変えて身につけるという、昔の人が銀行を信用していない考えから来ているもので、今も人々に根付いている。
現代ではそういった状況にはならないと思うから、単純に純金をファッション感覚でアクセサリーでオシャレに身につけて楽しむ。
ゴールドは縁起がいいし、華やかに見えるから、単体でつけても、ほかの金属の指輪との重ね付けも相性が良いと思う。
ゴールドアクセサリーは黒っぽい衣装や白のシャツとかにもよく映える。
★お気に入りの純金ジュエリーを購入して、大切に使うのもいいし、飽きたらまたチェンジして別の純金ジュエリーに換えたりして、常に新しいものを楽しむのもいい。
ファッションとして、ピアス、指輪、ネックレスなどを揃えたりするのもステキ。お気に入りのアクセサリーを探す旅は楽しいよね。
筆者Shinは純金ジュエリーをプラチナ指輪と重ね付けして楽しんでいます。
金行の純金ジュエリーショップ巡りのときはいつもワクワク^o^
ゴールドで金ピカしている純金のジュエリーはやはりその素材の素の輝きが一番の魅力にあるのだと思う。
■番外編…
純金ジュエリー店舗に行ったら、現地の女性が、日本人の男性(パパ?)、または欧米おじさんと同伴して、純金アクセをおねだりしているシーンによく遭遇する(°▽°)
その男性たちと目が合うと、みんな仕方ないよね〜な感じで苦笑いされる( ´Д`)
余裕があったら店内の状況も観察してみてね(๑>◡<๑)
【LifeIsTravels.com専属ライター Shin】
本サイトのトラベルライターです。東南アジアやリゾート地が大好きで世界を飛び回る商社マン。忙しい日々に暇を見つけては旅に出ています。多感な乙女座男子で、旅の現地のモノ、コトを中心に発信していきます。よろしくお願いします。