タイ・ライオンエアとは
皆さん、ライオンエアとの航空会社はご存知ですか?そう、先週、インドネシアで最悪の墜落事故を起こし、死者189人まで出したばかりで、悪評を浴びている最中です。が、事故を起こしたのはライオン・グループの本家であるインドネシア・ライオンエアです。本日、正式に日本乗り入れを発表したタイ・ライオンエアとは同じグループ所属ですが別会社です。
タイ・ライオンエア(Thai Lion Air)は2013年6月に設立され、ボーイング737-900型機とエアバスA330-300型機の33機を保有し、タイ国内線14路線週418便、国際線35路線週216便を運航しています。
12月7日から東京就航へ
こんなタイ・ライオンエア(Thai Lion Air)が、本日(2018年11月2日)付けで日本国土交通省から正式に外国人国際航空運送事業の経営許可を得ました。早速、東京・成田~バンコク・ドンムアン線を12月7日から運航開始と発表しました。当初の予定11月30日より1週間遅れましたが、念願の日本就航実現となります。
また、2019年1月と3月には、名古屋・中部と大阪・関西にも就航する予定とのことです。
新規就航を記念して、本日(2018年11月2日)から特別セールを開催しています。プロモーション運賃は片道あたり、プレミアムエコノミークラスにあたるLion Comfort Seatは10,380タイバーツ(約36,000円)から、エコノミークラスにあたるLion Normal Seatは4,080タイバーツ(約14,500円)からとなります。しかも、いずれも空港諸税などは含んでいます。
運航情報
●運航スケジュール
SL301便 東京・成田(11:00)〜バンコク・ドンムアン(16:15)
SL300便 バンコク・ドンムアン(01:00)〜東京・成田(09:10)
●使用機材
プレミアムエコノミークラスの「Lion Comfort Seat」とエコノミークラス「Lion Normal Seat」の2クラス制のエアバスA330-300型機が投入されます。座席配列はLion Comfort Seatは「2-2-2」、Lion Normal Seatは「3-3-3」となります。全席にシートモニターを搭載しています。
タイ・ライオンエアの利点分析
東京~バンコク線は大変な人気路線であり、各社にとってドル箱路線でもあるため、現在、直行便を運航しているのは6社があります。東京/成田〜バンコク/ドンムアン線は、いずれもLCCであるタイ・エアアジアX(AirAsia X)、ノックスクート(NokScoot)、スクート(Scoot)の3社が運航しています。また、バンコク/スワンナプーム発着便も、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、タイ国際航空の3社が運航しています。これで、タイ・ライオンエアは7社目の乗り入れとなります。
既にLCCの3社が就航している東京/成田〜バンコク/ドンムアン線は、これからの価格競争がより激しくなり、我々の乗客にとっては大変良いニュースとなります。
本サイトも力強く取り上げているエアアジアとスクートに比べ、タイ・ライオンエアの特徴・利点は何でしょうか?
答えは「質」です。タイ・ライオンエアはLCCと呼ばれていますが、実質的にはLCCとフルサービスキャリアの間にある存在です。LCCであるエアアジアとスクートに比べて以下の面で圧倒的に勝ちます。
- 預け荷物はフルサービスキャリアと同じ扱いで追加料金はかからない。
エコノミークラスは20kgまで、プレミアムエコノミークラスは30kgまで無料! - 全席個人テレビ搭載!映画が見れる!
フルサービスキャリアと同じ。長いフライトの機内でも退屈にならない。 - 座席にゆとりがある。
エコノミークラスのシートピッチは31インチ、幅は19インチで、フルサービスキャリア並みのため、長時間フライトでは重宝する。 - 座席指定料金は良心的!
エアアジアXみたいに2,000~8,000円のようなバカ高い値段設定ではなく、300~1,000円程度でお手頃! - 支払い手数料が無料!
ほかのLCCの激安価格宣伝は魅力的だが、実際に決済まで行くと、各種手数料や追加料金がどんどん足され、結局支払った分は高くつく。このライオンエアはそのような裏料金は一切ないことも良心的!
よって、プロモ運賃は同エアアジアXよりは少々高くなりますが、筆者としては強くお勧めしたい航空会社です。
セール価格検証
さて、今は就航記念セールを絶賛開催中とのことで、早速、筆者自身で実際の価格状況について検証してみました。*以下はすべて運航発表当日(2018/11/2)の夜に調査した金額情報です。
御覧の通り、往復で3万円ちょっとでバンコクまで行けちゃいます!宣伝の激安価格は本物です。
激戦区の年末年始期間も調査してみました。運航発表当日(2018/11/2)の午後5時頃に検索した結果、安さに驚きました。12月29日出発し、1月5日の深夜発で帰国すると、まさにお正月休みのゴールデンスケジュールにもかかわらず、まさか往復5万円ちょいでバンコクへ行けちゃいます!!一方で、同期間のほかの競争便は、LCCであっても10万円台以上ですよ。タイ・ライオンはその半額です!これは、買うべきです!新規路線だからこその貴重な宝物です。
予約殺到、売り切れ必至なので、筆者も迷わずに購入しました!ただ、いろいろと調査している間、あっという間に2時間が経過し、夜8時になってから再度検索すると、まさかすでに5,000円程度値上がりとの事態に。それでも5.5万円との激安価格ですので、即購入を実行しました。その後、ちょうどいま記事を書いている時間になって(深夜零時ごろ)、同期間の運賃は予約客殺到のため、さらに5,000円値上がりとなり、6万円を超えてしまいました。それでも、安いのです。
皆さん、いかがですか?宝物チケットを掘り出すなら、新規路線が狙い目ですよ。
公式プロモページ:https://www.lionairthai.com/jp/New-Route/Narita
注意:2019年2月現在、タイライオンエアの上記公式HPからは購入できないトラブルが確認できました。日本国内発行のクレジットカードは公式HPの決済システムで対応されていない模様です。対策としては、こちらのサイトから予約・購入してください。>Surprice!経由で予約するとさらに安くなる< 日本のクレジットカードが使えます。
2018/11/03後記
1日経過して、2018/11/03 22:00時点で再度検索してみました。昨日調査していた、年末年始期間中の同じ日程の同じ便が、さらに1万円値上がりし、往復で7万円となりました。つまり、昨日の最安時点での価格に比べ、2万円UPとなります。年末年始との特別要素でもあるが、この人気ぶりはまさに筆者の予想通りでした。1週間後は、おそらくさらに2倍ほど値上がりするでしょう。新規路線が発表されたばかりである今こそ、貴重なチャンスです!
2018/11/06後記
4日を経過した今、年末年始期間中の同日程の同便が、さらに1.7万円値上がりし、往復で8.7万円となりました。つまり、発表当日の最安時点での価格(5万円強)に比べて3.7万円UPです。まだまだ安いです。
2018/11/13後記
10日間を経過した今、再度年末年始期間中の同日程の同便を調査してみました。当サイトが10日間前に予測した通り、値段が2倍ほど跳ね上がりました。発表当日の最安値が5万円強だったところ、本日は2倍強の11万円になりました。「新規就航便を狙うことは最強チケットを入手する裏技です!」との鉄則を証明したものです。
まだまだ予約したい方は、ただいま3,000円クーポン配布中のサプライズで予約するのをお勧めします!詳細はこちらの記事を参照してください→Surprice!サプライズ海外航空券割引クーポンまとめ(2018/11/13更新)
2019/02/22後記
いよいよ、タイ・ライオンエアが全面的に日本進出し、次々と新路線を開設しています。以下の記事にてこれらの新規路線の詳細についてまとめてみました。ぜひご参照を↓↓
【作成:2018/11/03 01:13 最後更新:2019/02/22 21:30】
【筆者:LifeisTravels.com – Kaito, 禁無断転載】